医師人生を支えるゼネラリスト   ジーネット株式会社のブログ

医師にとって有益な情報を提供いたします。

トップギアで走り続ける医師たち…。

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

医師の働き方改革の検討会で

条件付きではあるものの

時間外労働の上限時間が1860時間と設定され、

その後、960時間を目指すという事になりました。

 

月間にすると155時間、80時間。

過労死水準が80時間ですから、

医師は過労死水準を大きく超えてまで働け!と

言っているのと同様ですよね。

 

私たちが病気やケガを抱えた時に

診察してくれる医師に対して

社会がこんな事を強要して良いものでしょうか?

 

少なくとも私はこんな世の中おかしいじゃないか!と

声を大にして言いたい。

 

そしてこんな事を許していたら

いつか回り回って私たち自身の首を絞める事になると

物凄く懸念を感じています。

 

お上はここまで人間を痛めつける事ができるのですね。

これではファシズムと何が違うのか?と

大変に疑問に思ってしまいます。

 

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燃え尽き症候群になる前に…。

人が全速力で走り続ける事ができるのは

どのくらいの距離でしょうか?

 

オリンピックなどを見ていても、

100mはまだいいですが、

200mは走り終わった後にキツそうですし、

400mや800mなんて死にそうな顔をしていますよね。

 

トップアスリートですらこんな状態なのですから、

一般人はいい所、50~100mくらいでしょう。

私は50mが限界でしょう(笑)。

 

中・長距離走になると

全速力と言うよりは駆け引きが必要ですので、

全く別物の領域だと思いますが、

では我々の人生は短距離走でしょうか?

それとも中・長距離走でしょうか?

 

私は両者の組み合わせだと考えます。

 

時には、まあ特に若い時分ですが、

全速力でぶっ倒れるまで走り続けるべき時もあるでしょうし、

またある時には、周囲をよく観察し、熟慮しながら、

マイペースで走り続けるべき時もあるでしょう。

 

私が医師の転職やクリニック開業のご相談に乗っていると

あまりにも全速力で走り続け過ぎて

オーバーワークどころか、

もう完全な燃え尽き症候群に陥ってしまっている

そんな先生と出会う事も時々あります。

 

私としてはその頑張りに拍手をしたいですし、

素直に頭を下げて感謝したいところですが、

それが本人の意思ではなく、

医局や病院の都合であるならばちょっと悲しくなります。

 

でも日本の医療現場は

ほとんどこういうケースなのかもしれませんが…。

 

心臓血管外科、脳神経外科、循環器内科、産婦人科、小児科などの

診療科の先生にはわりと多いように思いますし、

大学病院や自治体病院など3次救急病院は科目によらず

かなり多いようにも思います。

 

元々医師を目指す方々は、

人を救いたい、人の役に立ちたいという思いが

非常に強いんですね。

 

そしてその思いを実現する為に、

かなりの長期間、猛勉強してきた訳です。

 

医学部に入った後、6年間も勉強に次ぐ勉強、

そして国試に受かる為にさらに勉強、

合格しても初期研修医としてまだまだ勉強、

後期研修医を経て若手医師としてもっと勉強。

数年を経て自信を持って診療できるようになっても

専門医や指導医を取る為の勉強…。

新たな治療法や機器、薬品が出ればまたまた勉強…。

 

終わりがない職業だな…とつくづく思います。

常に全速力で走り続けないといけませんね…。

 

ですがあまりに突っ走り続けると、

心身ともに疲弊してしまう事だってあるでしょう。

 

時にはスピードを緩める事も必要ではないでしょうか?

いや立ち止まるとか、後退するとか、そういう事ではなく、

走る速度を遅くしてみたり、

ゆったりと歩いてみたりしても良いと思うんです。

 

キャリアアップするには、

全速力で走り続けるだけではなく、

状況に応じてキャリアキープを心掛けたり、

ほんの少しならキャリアダウンしても良いでしょう。

 

大目標に到達する為には、

階段の踊り場でホッとひと息…。

そんな時も必要だと思うんです。

 

それも含めてのキャリアプランニング、

ライフプランでもあります。

 

車だってトップギアで走り続ける事はできません。

ローがあり、セカンドがあり、サードがある訳です。

 

無理は努力の偽物です。

本物の努力をしていきたいものですよね…。

 

どこかで全速力で走り続ける事は必要です。

これは医師に限らず、どんな職業でもそうでしょう。

 

それを怠ると数年後、数十年後に全速力で走るか、

走り方すら忘れて堕落してしまうか、

いずれかになってしまうように思います。

 

私が出会う医師の場合は、

全速力で走り続けてきた方が多いので、

賢く緩める術も知って頂きたいなあと思う次第です。

 

それでは、また…。

 

 

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