医師人生を支えるゼネラリスト   ジーネット株式会社のブログ

医師にとって有益な情報を提供いたします。

次の職場探しも大事ですが、今の職場をどう辞めるかの方が大変なんです!

 

皆さん、こんにちは。

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

弊社は医師の転職支援、

クリニック開業支援を生業としておりますので、

先生方からのご依頼を進めると

「退職」や「退局」を避けられません。

 

これは新しい1歩を踏み出すには致し方ないですが、

なかには辞める事が目的となってしまっていたり、

スケジュールが合わずにトラブルになってしまったり…。

 

次の計画も大事ですけど、

いかに後を濁さずに辞めるかはもっと大事なんですよ。 

 

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医師の退職理由

私自身が出会った主な退職理由ですが、

 

・職場環境

・労働時間

(当直回数が多い、オンコールに縛られる等)

・人間関係悪化

・給与が不満

(労働と収入が見合っていない)

・仕事内容が不満

・文化、伝統、風土が合わない

・成長できない

(キャリアアップが不可能)

・評価基準が不満、評価制度がない

・モチベーション低下

・心身の不調

・結婚、出産、介護など。

 

このように実に様々な理由があります。

 

これらの退職理由は

別に医師に限った話しではありませんので

わりと一般的だと思います。

 

決して誰かが悪いなどとは思いませんし、

ある意味では必然とも言えますから

個々それぞれがどう受け止めて

どのような決断をするかだと思うのです。

  

辞めたい理由は解決不能か?

この退職理由を

自分なりに解釈して

次の行動にいかにして結び付けていくのか?が

本人には問われる訳ですが、

このプロセスを経ないと

スタートラインに立てないと思います。

 

安易に転々としてしまっては

損をするのは自分自身です。

 

まずは辞めたい理由を

冷静かつ客観的に分析する必要があります。

ポイントは2つ。

 

1、その理由は組織、

  自分のどちらに問題があるのですか?

 

2、その問題は解決不可能ですか?

  

自分に問題があるなら、

職場を変えても何ら解決しません。

変えるべきは職場ではなく自分という事です。

(そこに気付ける人は少ないですけど)

 

あまり他責になってしまうと

変えるべき対象を見誤り

何度も転職を繰り返す事になってしまいますから

注意が必要ですね。

 

逆に組織の問題だったとしても

もし自分が組織の問題を解決できるなら

それは安易に職場を移るべきではなく、

組織の問題を解決した方が良いです。

 

その行為は確実に自分のキャリアにプラスとなり

自分の価値もグッと高まり高評価に繋がります。

ここまでやって評価されないなら

次を考えればいいと思います。

 

最初から解決の見込みがなく、

それこそ「限界」を感じるのなら

無理しても良い事はないでしょうから

自ずと次のステップを考えた方がいいですね。

 

人それぞれの様々な限界…。

もう有無を言わずに

次のステップを考えるべき「限界」ですが、

① 身体の不調

② 心の不調

 

これは余程の事がない限り

現状のままでは解決に至らないと思います。

 

自分を甘やかせてはいけませんが、

自分を痛めつけてもいけません。

 

日常的に疲労を感じるとか、

体重の急激な減少、

不眠が続くなどのケースでは

重大な疾患に結び付く可能性がありますので

早めに対処した方がいいですね。

 

時には早急に医療機関を受診した方が良いケースもあるので

無理は禁物と考えます。

 

「医者の不養生」と言われるように、

医学知識がむしろ慢心に繋がり

無理をし過ぎてしまう

医師や看護師は少なくないようです…。

 

過重労働をし続ければ

症状は悪化するだけですから

是非とも第3者の客観性を持って判断して欲しいです。

必要があれば休職する事も考えなければなりません。

 

産業医が対処してくれるといいのですが、

適切に機能している職場はまだ多くありません。

 

組織の限界を感じるなら…

いわゆるブラックな職場ですね。

 

人間関係の悪化が常態化していたり、

衛生状態が悪かったり、

サービス残業が普通になっていたり、

夜間、休日出勤を強制されたり、

昔の根性論的な古い慣例が残っていたり、

経営陣と現場の乖離が大きすぎたり、

資金繰りが悪化していたり…。

 

これらは限界が近い証拠です。

 

そんな中でも、限界が明らかなのに…

自分が辞めたら職場が回らないとか、

同僚たちが困らせたくないとか、

責任感と職場愛を持って踏ん張っている方もいますが、

経営側の問題は個人では解決しません。

 

ひどい場合はこういった善意を持った人を潰すことで

組織を存続させる悪い経営者も存在します。

潰れるべきは善人ではなく悪経営者です。

 

1歩を踏み出す!

行動を起こす前に考えるべきは、

・部署異動などで解決できないか?

・信頼できる人に相談する事で突破口が見えてこないか?

・職場以外に心安らげる場所を持って解決できないか?

などでしょうか…。

 

おそらくこういうフェーズは

すでにとっくの昔に通過したケースが多いと思われますが、

一応頭に思い浮かばせて冷静な判断に繋げるのがいいですね

 

また完全に限界が来ていて

次のステップに移る決断を下した時にも

気を付けて頂きたい事があります。

 

Ⅰ、仕事面では高い評価を得ておく。

 

辞めるからこそ次に繋げる為に良い仕事を続けましょう。

惜しまれながら辞めるのがベストです。

 

Ⅱ、辞めるより前にプランを考えておく。

 

途切れなく仕事をするか?

少し休養を挟むのか?

どんな職場を望むのか?

条件や待遇をどう望むか?

 

これらを中長期的なビジョンも含めて

考えておきましょう。

 

Ⅲ、相談相手を作っておく。

 

上司への相談は

余程の人格者でない限り避けた方が良いです。

 

プライベートな相談は家族に。

仕事の相談は同僚や仲間に。

転職するなら転職のプロに。

これらを混同してしまうと

話しが複雑になってしまいます。

 

変えるべきは自分、進化しましょう!

新しい職場は前より全然いい!と思っていたのに

段々と欠点が見えてきて…というケースも多いです。

 

どんな職場でも

欠点のひとつやふたつは必ずありますし、

組織も生き物ですから

段々と劣化していく事もあります。

 

自分の幅を広げ、

許容できる範囲を広げ、

貢献できる領域を広げ、

組織の中で重宝される存在になり、

自らを成長させていくのが良いです。

 

ブラックな職場なら去ればいいですが、

そこそこの職場なら

自分が組織を変える存在になれるといいですね。

自分が良い職場に変えていきましょう。

 

辞めるとしても、残るとしても、

このような思考のプロセスを経ると

結果は全然違うと思います。

 

それでは、また…。

 

 

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