皆さん、こんにちは。
ジーネット株式会社の小野勝広です。
キャリアプランとは
自らの過去と現在地を冷静に把握して
それを原点として中長期的な望む未来を
明確にする事がスタートであります。
なりたい自分、 望ましい未来、
まさに自分ならではの
サクセスストーリーを思い描く訳ですね。
ところがいわゆる「成功者」というのは、
物凄い過酷な苦労を味わってきていたり、
そんなんあり?という厳しい状況を乗り越えてきたり、
ごく一部の天才にしか実現不可能な奇跡を起こしていたり、
常人には難しい事を成し遂げていたりします。
ビジネスマンで言うと、
こんな伝説的な方々と
同じ事をしようたってそう簡単ではありません。
もう少し時代を経ても、
そんじょそこらの才能や
努力だけでなれるような人ではないですよね。
医療の歴史で考えてみると…
錚々たる人物が思い浮かびますし、
現代の医師にしたって
著名な医師もいらっしゃる訳です。
こういう成功者たちと肩を並べようとしたって
そりゃ並大抵ではなく相当に厳しいんですよね。
尊敬したり、
目指すべき目標とするのは良いでしょうが、
このレベルのサクセスストーリーを思い描くと
そのキャリアプランも当然厳しいものになります。
成功する為にすべき事みたいなものは山ほどありますが、
24時間仕事の事を考えろとか、
圧倒的に勤勉であるべきとか、
誰にでも感謝をしなさいとか、
常に与える心を持ちなさいとか、
夜中でも思いついたら即行動するとか、
成功するまでは絶対に諦めずに続けるとか、
夢は手帳に書いて毎日見返そうとか、
自己管理を徹底しなさいとか、
人と同じ事ではなくオリジナリティを磨けとか、
即断即決せよとか…。
そりゃ何も間違っているとは思いませんけど、
率直に言って無理じゃね?と思うんです。
必死こいて初めてみたって
3日坊主では意味がないし、
ここまで窮屈な毎日を送るのはどうでしょうか?
成功って必ずたどり着けるものでもないですしね。
もちろん努力や頑張りを否定はしませんし、
できる範囲で一生懸命すべきと思います。
ただあまりにも過酷なサクセスストーリーを描くと
継続できなかったり、
思うように行かず意欲が減退したり、
こんな事もあると思うのです。
なので私はサクセスストーリーって
その人に合った、その人らしいものを
描いていくべきだと考えてます。
キャリアプランと一緒ですね。
自分らしいってのがポイントです。
目標が高いとか、
夢が大きいとか、
でっかい野望を持っているとか、
これはこれでいいと思います。
ただこれをプランニングしていく中で
あまりにも大きな無理難題を
自分に押し付けてはいけないと思うのです。
人の人との連帯が薄れ、
自己責任が問われる時代です。
いつの間にか外部が求めるものは
かなり厳しいものになってます。
追い込めば追い込むほどに力を発揮できるとか、
過酷な人生を望んでいるとか、
まあこういう方はいいとして、
そうでない方は自分と向き合って、
自分らしい、自分のスピード感で
適切なキャリアプランを構築すべきだと思います。
医師って優秀な方が多いぶん、
自分へのプレッシャーが強い人が多いです。
成功意欲も高いですし、
今までそういう努力を重ねて
医師になれた訳ですからね。
でも中長期的な展望を考える時には
成功ではなく、幸福を考えた方が良いと思います。
それでは、また…。
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