医師人生を支えるゼネラリスト   ジーネット株式会社のブログ

医師にとって有益な情報を提供いたします。

突然舞い込んだスカウトからの手紙…。先生、それは危険かも…。

 

皆さん、こんにちは。

 

医師の転職、クリニックの開業における

本物の情報をお届けしている

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

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時々ですが私のところに知人の先生から

「よくわからないスカウトが来るんだよね~」

という情報が入ってきています。

 

当ブログをお読みになっている先生にも

怪しいスカウト話しがありますでしょうか?

 

先生のような方に是非お越し頂きたいんです!と

スカウトをされれば、

そりゃ自分が選ばれた感があったり、

優秀さが証明されたのか?とか、

高条件に心を動かされたり、

思わず優越感に浸ってしまったりするするでしょうが、

スカウト話しは気を付けて下さいと言いたいです。

 

まず私ども人材紹介業の種類からご説明します。

大きく分けると下記3種類です。

  1. 一般紹介、登録型
  2. サーチ型
  3. アウトプレースメント型

 

1が一般的な職業紹介です。

ほとんどの紹介会社がこの形式です。

 

3は再就職支援と言われるもので、

医療系では聞いた事がありません。

 

この2のサーチ型がスカウトと言われるもので

ヘッドハンティングとも言いますね。

 

時にはエグゼクティブサーチとも言われ、

 

イクラス人材にターゲットを絞って活動しています。

 

やはり誰だって…

「あなたを必要としているところがあります。

まずは話しだけでも聞いて下さい」と言われれば

悪い気はしないどころか、

つい話しだけなら聞いてみるか…と思うものですよね。

 

ところが、これ、本当に気を付けて下さい。

特に医師は…です。

 

よく言われる事ですが、

医師の転職市場は圧倒的な「売り手」です。

 

よって一般紹介、登録型で運営する紹介会社は

登録者確保、つまり医師に登録してもらうのに

とんでもなく苦戦しているのです。

 

大手の数社はWEB上での宣伝広告に

多額のコストを掛けて

検索で上位表示されるように取り組んだり、

いくつものアフィリエイトサイトを作ったり、

 

エムスリーや日経などの求人サイトに

かなりの投資をしていたりします。

 

中小の紹介会社の場合は、

こういうコストを掛ける事ができませんので、

サービスの質と満足度で勝負して、

お手伝いした医師から次の医師を紹介してもらい、

新たな依頼を頂いています。

 

問題は資金を掛ける事もできず、

良質なサービス提供もできなところです。

こういう中途半端な紹介会社はどうするのか? 

  

医師に登録してもらわないと売上は立たない。

しかし来ない。

このままでは赤字が確定。

事業撤退か、倒産か、

何としてでも医師を確保せねば…。

 

こんな流れでスカウトを始めます。

 

あたかも価値ある希少な高条件求人が

ありそうな気配を匂わせて…

自筆の手紙を送ったり、

電話を掛けたり、

メールでアプローチをしたり、

DMを送りつけたり、

SNSで情報を入れたり、

あらゆる手段で近づいてきます。

 

そして…先生を求めている医療機関があります。

先生の経験、技術、人柄がマッチしています。

何より年収も大幅アップさせる事ができます。

お話しだけでも聞いてみませんか?

 

ついグラッと来るのも人情ですが、

裏事情を知っておかないと騙されてしまいますね。

 

クリニックの雇われ院長求人などは多いですし、

なかには病院の診療部長、副院長、院長案件もありますが、

所詮公募では決まらない事情が隠された案件です。

 

もちろんサーチ型を真摯に行っている業者もあり、

まともなスカウト、ヘッドハンティングもあるでしょうが、 

それはごく一部。

私の知っている限り日本全国で2、3社です。

 

特に20代、30代前半の若手ドクターは気を付けて下さい。

どんなに優秀な先生でも残念ながら

この年代でスカウトをされるという事は

実にレアケースです。

 

余程の専門性、

それこそ日本で数名しかできない手技を持っているとか、

このレベルでないと通常はあり得ません。

 

最近のスカウトは

若手の先生を狙い撃ちにするケースもあるようです。

しかしそれは医師に登録して貰えない

一般紹介・登録型の紹介会社の隠れ蓑かもしれないのです。

 

スカウトされたらこう言えばいいのです。

 

それはどこの病院(クリニック)ですか?

 

おそらく大半のケースでは言わないでしょう。

お会いした時にお知らせしますと言うでしょう。

 

仮に病院名(クリニック名)を言っても、

調べたらあちこちで募集を掛けていたりします。

 

また実はそこは他に候補の先生がいるのだけど、

もっといい所があるのでお会いしませんか?と

誤魔化しながら何とか会おうとする場合もあります。

ひどい話しです…。

  

サーチ型の企業は前金を頂く事が多いです。

一般紹介・登録型よりもフィーはかなり高額です。

となると、相当のポジションでないとサーチ型で依頼はしません。

最低ラインが院長や部長職などですね。

 

一般型の紹介会社のフィーの3倍、5倍が

当たり前の世界です。

普通の医療機関ではそのコストは掛けられません。 

 

本物のスカウトは、本物の仕事をします。

医師に対して本物のスカウトができる人なんて、

日本中で10人もいません。

 

だからあちこちでスカウト話しが出るのはおかしいです。

別にスカウトされた先生がおかしいのではなく、

そんなにスカウト話しがあるのがおかしいのです。

 

転職が念頭にあったりすると、

ついスカウト話しに興味を持ったりしがちですが、

トラブルはかなり多いようです。

 

実は私自身も以前スカウトされた事があります。

会って話しを聞いて、笑っちゃいました。

 

結構サーチ型の企業では大手だったのですが、

担当者が業界を知らない、

知識、経験が浅すぎる、

しかもあなたに関心のある企業なんて

結局ありませんでした。

 

外資系の紹介会社が…とか、

東南アジアの人材を日本で活躍させるために…とか、

何となく大きな話しをして、

誤魔化していましたね。

 

危なく個人情報を渡すところでした。

 

皆様もどうぞお気を付け下さい!

 

それでは、また…。

 

 

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