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金銭、金券を提供しての医師登録誘致は望ましくありませんというお達し!

 

皆様、こんにちは。

 

医師の転職・開業コンサルタント

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

平成30年1月1日から

職業安定法が改正されます。

 

その中にも求職者を確保する為に、

金銭等を提供する事は望ましくないと明記されています。

 

それでもプレゼントが欲しい方もいらっしゃるでしょう。

逆にそんなグレーな施策を打っている会社に

大きな不信感を持つ方もいるでしょう。

 

職業紹介の業界で15年以上の経験がある私から見ても、

こういう施策をする企業は、

お金儲け最優先の方針である場合が多いと思います。

医師や看護師、求人医療機関よりも自社の利益ですね。

 

今回は

金銭、金券を提供しての医師登録誘致は望ましくありませんというお達し!

というテーマで考えます。

 

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医師の人材紹介会社の中には、

お友達紹介キャンペーンなどを実施している所があります。

 

結構な額の金券をプレゼントするようですので、

思わず乗ってしまう人もいるのかもしれませんし、

貰う方は嬉しいのでしょうが、

これ人材紹介のルールとしてはギリギリです。

職業安定法上も認めておりませんし、

むしろ望ましくないと管轄官庁はお達しを出しています。

 

転職とは、あくまでも本人の意思で行うものです。

 

そこに人材紹介会社が過度な宣伝広告を行って、

今しかない!とか、

今すぐ転職すべきだ!とか、

転職しないあなたに未来はない!とか、

そういう不適切な表現を使って

煽ってしまうのは良くありません。

 

またその内に転職も考えようとか、

まあいずれは検討するかもしれないね…という方に対して、

金銭を提供して登録させようという施策自体が

適正な紹介行為とは言えないでしょう。

 

私たち人材紹介事業の根拠法は、

職業安定法になります。

 

この第3章に

「職業安定機関及び地方公共団体以外の者の行う職業紹介」

という項目があり、

人材紹介事業に関しての法が定められています。

 

ただ多くは許可要件であったり、

総論的なものが定められているだけであり、

しいて言うなら…

 

(職業紹介事業者の責務)

第三十三条の五

職業紹介事業者は、当該事業の運営に当たつては、

職業安定機関との連携の下に、

その改善向上を図るために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

 

厚生労働大臣の指導等)
第三十三条の六
厚生労働大臣は、労働力の需要供給を調整するため
特に必要があるときは、厚生労働省令で定めるところにより、
職業紹介事業者に対し、職業紹介の範囲、時期、手段、件数
その他職業紹介を行う方法に関し
必要な指導、助言及び勧告をすることができる。
 
このようにあります。
 

紹介会社に対しての

明確なルールを定めているものは

職業安定法には書かれていないのですね。

 

あとは業務上で民法の契約書面などは関わりがありますが、

これは求人側と求職者の契約締結を適切に行う為の

サポートする位置づけとなります。

 

さて、法律に定められている事さえ守れば、

あとは何をやってもいいか?と言えば

当然そういう訳には行きません。

 

そこには高い倫理観と道徳感を持たねばならないと思うのです。

 

一般社団法人日本人材紹介事業協会という団体の中に

「医療系紹介協議会」という組織があります。

 

この中にガイドラインが定められており、

 

・医療従事者の転職活動を濫りに助長するような、
 不適切な広告表現は行わない

 

・ご紹介した医療従事者に対して、
 再転職を目的とした働きかけは行わない

 

・求人者に対する適正な紹介行為を阻害するような、
 医療従事者への金銭の提供は行わない

 

このような3点を明示しています。

 

ひと言で言うなら、

求人側、求職者側に対して

適切にお役に立ちなさいという事ですね。 

もう当たり前の事だと思います。

 

ではお友達キャンペーンは誰の為でしょうか?

これは一見求職者の為と思えますが、

実はそんな事はないのです。

 

求職者を金銭で釣り戸惑わせているだけです。

転職に対する強い思いがあれば、

金銭など提供せずとも登録するでしょう。

 

金銭を提供してまでも釣らなければならないのは、

これぞ適正な紹介行為の阻害ではないでしょうか?

 

要は会社都合なんですよね。

自社の利益の追求なんですよね。

おそらく登録者数に困っているのでしょうね。

だからこういうキャンペーンを企画し、

お金で求職者を釣ろうとしているのです。

 

同業者を悪くは言いたくないですが、

法律違反とは言えないまでも、

紹介会社としてのモラルという意味では

非常に問題がある行為だと思います。

 

いやモラルが低いから

こんな倫理上問題のある行為を犯すのでしょうね。

 

以前、あるエージェントが厚生労働省の管轄部署ならびに

労働局にお友達紹介キャンペーンで

金銭や金券を提供する事は問題ないか? と尋ねた事があります。

 

回答は両者ともに限りなく黒に近いグレー。

「YESとは言えません。

我々が知ったらNOと言わざるを得なくなります。

もしそういう企画をお考えなら中止して頂きたい」

そのような回答でした。

 

グレーならいいのか?

これはもう経営者のモラル、会社としての倫理観、

社員一同の道徳なのでしょう。

 

よって弊社はこういうイベントは

絶対にやりません。

 

もしお知り合いの紹介会社でこういう取り組みをされていたら

あまり望ましくないらしいよ…と教えてあげて下さい。

 

ホント大手から中小まで

あちこちの会社がやってますからね。

みんなモラルとか考えないんですかね~。

違反と明らかでなければいいって考えなのでしょうね…。

それはそれでどうなんだ?って思います。

 

医師、看護師、そして医療機関の皆様には

健全な事業運営をしており、

なおかつホワイトな企業と

お付き合いされる事をおススメします。

 

 

それでは、また…。

 

 

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